空き家の冷蔵庫は処分すべき?安く処分する6つの方法

空き家の冷蔵庫は処分するべき

 

空き家の中に使わない冷蔵庫が残っている場合、新しい冷蔵庫なら誰かにあげたりできますが、古い冷蔵庫だとそうはいきません。

 

いずれ使うかもしれないと、しばらく使わずに放置しておく場合は冷蔵庫の中は空にしないと腐ったり、害虫が発生したり大変なことになりかねません。

 

実際、空き家の冷蔵庫は無理に処分する必要はありませんが、価値のある冷蔵庫だと売却することも出来るので、早めに処分することで結果的にメリットが生じることもあります。

 

では実際に、空き家の冷蔵庫を処分する6つの具体的な方法とその費用などについてご紹介します。

 

 

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①自分で処分する

自治体に持ち込む リサイクル料金 3,740円~5,600円程度

 

空き家の冷蔵庫は業者に依頼しなくても、自分でリサイクル券を購入し、自治体が定める所定の場所に持ち込めば安価で処分することができます。

 

実際、10年近く使用しているような冷蔵庫は古くて貰い手も見つからず、リサイクルショップに売れるような状態とは言えません。

 

そのような場合は、手続きや運搬の手間はかかりますが、自分でリサイクル券を購入して処分する方法が1番お金もかからないでしょう。

 

家電リサイクルは家電量販店などが取り扱う「料金販売店回収方式」と自身で郵便局に行って手続きをする「料金郵便局振込方式」の2種類があります。

 

自分で一から十まですべて行う場合は、郵便局で手続きが必要になりますので、郵便局に出向いて備え付けの用紙に記入し、窓口でリサイクル料を支払います。

 

リサイクル料金や製造業者等名コードは、郵便局に備え付けてある「家電リサイクル券システム・郵便局手続き用リサイクル料金表」を参考にして記入すれば間違えることはありません。

 

リサイクル料を支払えば、冷蔵庫に貼りつけるシールや領収書をもらえるので大事に保管しておきましょう。

 

手続きが終われば自宅から近い持込み場所を探しましょう。家電リサイクル券センターのホームページでは、持ち込みが可能な場所を公開しています。住んでいる自治体に持ち込みが可能な場所が無い場合は、近隣の指定場所に持ち込むことも可能です。

 

家電リサイクル券センター

http://www.rkc.aeha.or.jp/index.html

 

持ち込む場所を決めたら、実際に持ち込む日時の予約をしましょう。その際には冷蔵庫のメーカーや型番、製造年も伝えておくと当日の受け入れがスムーズになります。

 

当日はシールを貼りつけた状態で所定の場所に行きましょう。その際、領収書や手続き書類も忘れずに持参してください。取り外した冷蔵庫を先方の職員に渡せばすべての作業は完了です。

②家電量販店で処分してもらう

冷蔵庫の処分は家電量販店

一番確実な方法は、付き合いのある家電量販店に冷蔵庫を引き取ってもらう事です。

 

もしあなたが新しい冷蔵庫を購入する場合は、それと引き換えに空き家の冷蔵庫を引き取ってもらえば無料で引き取ってもらえるのでチャンスです。

 

また、日ごろから家電量販店と様々な取引がある「お得意さん」になっている場合は、お得意さんへのサービスとして冷蔵庫の購入の有無は問わずに無料で引き取ってもらえる場合もあるでしょう。

 

なお、家電量販店では有料にはなるものの冷蔵庫を引き取ってくれるサービスを行っている店舗もあります。

 

たとえば、西日本を中心に店舗を展開しているエディオンでは、2,160円の処分手数料と指定された場所まで冷蔵庫を引き取りに行く運送費実費を負担すれば冷蔵庫の処分を請け負ってくれます。

 

主要な家電量販店の冷蔵庫処分に係る費用は以下のとおりです。

 

ヨドバシカメラ 2,500円
ビックカメラ 2,500円
ヤマダ電器 2,500円
エディオン 2,160円
ケーズデンキ 3,500円

その他、詳しくは以下のホームページもご参照ください。

 

(参考)家電量販店の冷蔵庫処分費比較
https://j-town.net/tokyo/research/results/212941.html?p=all

 

冷蔵庫の処分を検討している場合は、まず空き家の近くにある家電量販店に相談してみることも考えましょう。

③廃品回収業者に処分してもらう

冷蔵庫は、金属ということもあって廃品回収業者が回収してくれる品物でもあります。

 

一般の廃品回収業者は有料にはなるものの冷蔵庫の引き取りに応じてくれますし、引き取りのための出張費用も無料で対応してくれる場合もあります。

 

廃品回収業者は冷蔵庫の大きさを基準にして処分料を請求することが多いです。例えば一人暮らしの人が使う2ドアの冷蔵庫であれば6千円程度、家族4人が使う4ドアの冷蔵庫になれば1万円程度の処分費となることが多いようです。

 

なお、この処分費以外に必要となる家電リサイクル料などは請求されることはありませんが、業者によっては説明が不十分なこともあり得ますので、廃品回収業者に依頼するときは家電リサイクル料などの取り扱いについて前もって確認しておきましょう。

 

廃品回収業者は全国各地にありますが、空き家周辺の廃品回収業者や回収の相場を調べる時は、以下のホームページが便利です。

 

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④リサイクル業者に買い取ってもらう

まだ使用できる程度のいい冷蔵庫はリサイクル業者に買い取ってもらうのも処分方法の1つになりえます。

 

とはいっても、古い形式の冷蔵庫は消費電力も多いのでなかなか買い手が付きませんから、まずは空き家にある冷蔵庫の型番などを確認しましょう。

 

冷蔵庫の型番などは、冷蔵庫の内側に貼ってあるシールで簡単に確認することができます。

 

型番などを確認したら、リサイクル業者に査定を依頼しましょう。この時型番を伝えて断られる場合もあるかもしれませんが、値が付かないためと思ってあきらめてください。

 

実際に訪問してもらい査定をしてもらって、買取価格を決定します。査定価格に不満がある場合は複数の業者に査定してもらうことも考えましょう。

 

ちなみに、一般的な冷蔵庫の買取価格相場は以下のような場合が多いです。4人家族が生活するために必要な冷蔵庫(400リットル程度)の場合、発売されてからの年数で以下のような査定価格になります。

 

1年落ち 10,000円~50,000円
2年落ち 10,000円~30,000円
3年落ち 5,000円~30,000円

冷蔵庫の機能にもよりますが、古い型の冷蔵庫になればなるほどどんどん査定価格は安くなり、無料でなら引き取ってもらえるところまで査定額が落ちます。

 

無料になったとしても、家電リサイクル料や処分費用を支払うことがないのですから、ただで冷蔵庫を処分できたと考えて引き取ってもらうのも手の1つかもしれません。

⑤オークション等で販売する

冷蔵庫をネットオークションで売る

冷蔵庫の状態がよいものであれば、ヤフオクを利用して売る事も可能かもしれません。

 

 

この時ネックになるのは冷蔵庫の移動方法ですが、移動は落札者が自分で何とかする(=現地渡し)にして販売すれば出店者側の負担は軽減されます。

 

その分、販売価格は少々安めに設定しなくてはなりません。よほど程度のいい冷蔵庫でない限り、自分で車を確保してまで引き取りに来る人はあまりいないと思います。

 

オークションで販売するときには、販売後のアフターフォローが一切ないことを明言しておきましょう。引き取った後に「動かない!」などと言われてもこちらは専門家ではないので何の対応もできません。

⑥無料であげる

もし、友人や知人が冷蔵庫を欲しがっている場合には、無料であげても結果的に処分できたことになります。

 

友人や知人には、運搬用のトラックや人手などを確保してもらわなくてはなりませんが、こちらとしては「持ち運んでくれるなら無料であげるよ」というだけですので、何の負担もありません。

 

冷蔵庫も購入すればかなりの金額になることも多いので、声を掛けられる友人や知人がいる場合はこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、あなたの手元にお金が入ってくることはありません。空き家に放置してあって場所をとっていた冷蔵庫が処分できたという事実だけで満足できるならばこの方法を実践なさってはいかがでしょうか。

 

また、ジモティーで無料で譲るのもよいでしょう。

 

放置するとどうなる??

そもそも、空き家に冷蔵庫を放置していることについて何の問題もありません。ただし、冷蔵庫の中身を空にしておいて電源をオフにしておくことが必須条件です。

 

もし冷蔵庫に中身を置いたまま腐った食品を放置していると空き家の中に悪臭がして管理上好ましい事ではありません。

 

また、電気代を消費しない状態ならば、空き家を管理している私たちの財布に負担がかかるわけではないので問題はないです。

 

使える冷蔵庫なら放置したままでもいいのでしょうが、実際に2~3年も放置した冷蔵庫を使いたくなるかと言えば、衛生面を考慮しても敬遠する人も多いです。

 

放置した冷蔵庫について、特に気にかけておくことは劣化した冷蔵庫から水やフロンガスが出てくる可能性だけです。金属が腐食して劣化すると内部に残っている水分があふれ出したり、フロンガスが漏れ出す可能性もあります。

 

特に水分は空き家の床を濡らして腐食させることも考えられ、床が腐って抜けてしまう等の危険性が高まるので、置いておくままにしてもいいのですが、冷蔵庫そのものの状況を随時確認して、必要な場合はきっぱりと処分しましょう。

まとめ

空き家に冷蔵庫があるからと言って、電源をオフにしておくことや水気を確実に取り除いた状態で置いたままにしていれば何の問題もありません。

 

もし、その冷蔵庫に価値があるのであれば売却して少しでも空き家の維持管理費用に充てたほうが良いのではないでしょうか。

 

少しでも年代が新しい冷蔵庫や、性能のいい冷蔵庫がそのまま残っている場合は、ぜひ買い取り業者などに査定してもらって売却することをお勧めします。

 

また、処分する場合でも家電量販店に依頼して新品の家電製品を購入するときに無料で処分するなど、負担の少ないタイミングを見計らって処分されることをお勧めします。

 

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