空き家を放置してしまうと、このように地域の方に迷惑をかけてしまうことになります。
防犯対策が行き届いていないことで、空き家の価値をさげることもあり得るので出来る限りの対策は講じておきたいものです。ここでは自分でできる空き家の防犯対策と、おすすめのセキュリティサービスについてお伝えします。
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昨今、日本国中で空き家の件数が増加しているご時世、空き家をターゲットとしたセキュリティサービスを提供する警備会社が増加しています。
それぞれの警備会社では、ホームセキュリティを提供するだけではなく、空き家の清掃や定期的な巡回など、様々な付加サービスを提供して、ユーザーのニーズに対応しようとしています。
それぞれの警備会社で、特色のあるサービスを提供しているので、この機会にぜひ比較して見ることをお勧めします。セキュリティ会社5社を比較してみました。
機械の買取 | 機械のレンタル | オプション | |
---|---|---|---|
セコム |
384,780円 |
月額7,590円 |
家の見回り3,300円 |
アルソック |
機器179,850円 |
月額6,853円 |
家の見回り2,200円ポスト内の物回収2,200円 |
関電SOS |
機器247,500円 |
月額5,940円 | 記載なし |
全日警 |
機器 130,350円 |
月額4,191円 |
記載なし |
セントラル警備保障 |
機器 134,200円 |
月額5,280円 |
記載なし |
セコムのホームセキュリティサービスは、侵入者を察知するセンサーや防犯カメラをレンタルで設置することができ、24時間監視サービスを同時に提供してくれるサービスです。緊急発動拠点数は約2800カ所と、他社に比べてダントツに多いのでおすすめです。
セコムのホームセキュリティの特徴は、セキュリティ機器を購入するかレンタルするかを選ぶことができる部分です。
機器を購入した場合、月々のサービス利用料は1戸建ての場合4,950円から、機器をレンタルした場合でも月々のサービス利用料は7,590円からとなっていて、大変リーズナブルな価格設定となっています。
おまけに、1戸建ての場合、間取りや坪数が大きくてもサービス利用料は一緒なので、家の広さを気にしている人でも、安価にセキュリティサービスを導入することができます。
別途負担しなくてはならないのは、セキュリティ機器の設置工事だけで、何かあった時に警備員が出動した場合でも、費用が掛からないのはユーザーに優しいサービスと言えるでしょう。
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アルソック(綜合警備保障)のホームセキュリティサービスのすごい所は、全国2,400カ所にあるガードセンターから、定期的に巡回している警備員に即連絡して、30分以内には必ず空き家に駆け付ける体制を整えていることです。
もちろん、敷地内に不審者が侵入したり、空き家の窓を開けた時に感知するセンサーや、侵入者を撮影する監視カメラを設置することで、空き家の防犯対策も確実にしてくれます。
そんなアルソックのホームセキュリティには、ベーシックプランとプレミアムプランがあります。
一般的に空き家の防犯対策におすすめなのは「ベーシックプラン」ですが、機器を購入した場合、月々のサービス利用料は1戸建ての場合3,740円から、機器をレンタルした場合でも月々のサービス利用料は6,853円からとなっているので、ユーザーに優しい価格設定となっています。
\費用はおさえて万が一に備える/
関電SOSは、関西電力のグループ企業で、関西電力と警備機器会社である東洋テックが手を組んで生まれた企業です。
主なサービスとしては「ベーシックメニュー」があり、それにユーザーの希望で追加できる「オプションメニュー」が用意されています。
ベーシックメニューに含まれているのは、不法侵入者を検知するセンサー2基などですが、基本メニューに電子メールでの通報サービスが含まれているのはありがたいです。
このサービスは、センサーが不法侵入者を検知した時に、関電SOSの警備センターに通報されると同時に、ユーザーが登録している携帯電話やスマートフォンに電子メールで通報される仕組みとなっています。
料金は機器を購入した場合、月々のサービス利用料は1戸建ての空き家を警備した場合は月額3,190円から、機器をレンタルした場合、月々のサービス利用料は5,940円からとなっています。
\お客様満足度97%/
こちらの記事はオプテージが提供するホームセキュリティサービスブランド「関電SOS」のPR記事となります。
サービス提供エリアは大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀です。ご家庭にあったオプションの追加もできるので、電話・メールで相談してみてください。
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全日警のホームセキュリティサービスを活用した空き家の防犯対策を行うなら、シンプルな「かんたんプラン」がお勧めです。
かんたんプランの場合は、室内に設置したセンサーが侵入者を感知した時、警備センターに通報され、警備員が駆け付けるサービスとなっています。
機器を購入した場合、月々のサービス利用料は1戸建ての空き家を警備した場合は月額1,800円から、機器をレンタルした場合、月々のサービス利用料は2,900円からとなっていて、業界最安値のサービスとなっています。
あと、全日警のサービスには、別料金にはなりますが「生活サポートサービス」が付与できます。このサービスでは、空き家の清掃や庭木の剪定、ポストの投函物の取り込みや転送など、空き家の維持管理に関するサービスも一緒に依頼することができます。
空き家の管理に手を焼いている人も多いですから、防犯対策と維持管理を一度に任せることができると、効率も良いのではないでしょうか。
セントラル警備保障(CSP)は警備業者として歴史のある企業ですが、ホームセキュリティ部門でもその経験を活かして様々なサービスを提供しています。
ホームセキュリティサービス「ファミリーガードアイ」では、室内用センサー2個の他、窓に設置する窓用センサーが7個設置できるプランとなっています。
室内用センサーは一般的に標準サービスに含まれているのですが、窓用センサーが7個も標準サービスに含まれているのはセントラル警備保障ならではのサービスといえます。
窓用センサーと言っても、窓はたくさんあるように思えますが、1階のうち人が侵入可能な窓と、2階のベランダから侵入可能な窓だけを考えると、5個以上センサーがあれば十分対応可能です。
気になるのは料金ですが、機器を購入した場合、月々のサービス利用料は1戸建ての空き家を警備した場合は月額3,564円から、機器をレンタルした場合、月々のサービス利用料は6,480円からとなっています。
これ以外にも、空き家の清掃等を任せられるオプションサービス「ユアライフ」を頼めば、空き家の清掃や庭木の剪定などをあわせて任せることができるので便利です。
あと、1週間単位でホームセキュリティを依頼できる「留守宅ガード」サービスを利用すれば、長期出張中の家の防犯対策も講じることができて非常に便利です。
空き家になってその後住み始めるまで目途が立たない場合も多いですが、その逆で「3年間の転勤の間だけ空き家」など、期限がある程度分かっている空き家も存在します。
もちろん、警備会社では、期間限定のホームセキュリティサービスも提供しています。
セントラル警備保障(CSP)の「留守宅ガード」や、セコムの「海外赴任者向けホームセキュリティサービス」などは、一定期間の利用を前提としたセキュリティサービスなので、ユーザーのニーズに応えてくれるサービスといえます。
今までホームセキュリティを利用したことがなかった方にとって、料金やプランなど分からないことだらけではありませんか?
「ズバット」では、警備会社が住まいに合わせて「最適なプランと料金」をご提案してくれます。しかも、無料でセコム・ALSOK・全日警・関電SOS・東急セキュリティ・leafee (リーフィー)の6社から見積もりをとり比較することができるので安心です。
最近、防犯対策としてホームセキュリティサービスを提供している企業が増加しています。
空き家に限らず、留守宅に不法侵入があったり、失火等の異変が生じた場合は、自動的に通報されて、警備会社の警備員が現地に駆け付けたり、遠隔操作が可能な監視カメラで随時監視を行っていて、警察や消防などに通報してくれるのが、ホームセキュリティサービスの基本です。
また、ホームセキュリティサービスは24時間対応しているのが基本で、費用はある程度かかるものの、持ち主としては安心できるサービスとなっています。
空き家という性質上、誰かが住んでいないことで、人の目が行き届かない時が必ず生じます。
空き家において考えられる犯罪行為は、留守宅への不法侵入や、失火等の異変が生じることが想定されます。
これらの行為に対して「起きた後で対処する」のか「起きないように対処する」のか、どちらの考え方で臨むかによって、警備会社のホームセキュリティを利用するかしないかが変わってくるでしょう。
ホームセキュリティサービスを利用するべきか否かはこの3つのポイントを考えてみてください。
どれかに当てはまる方は、ホームセキュリティを利用することをおすすめします。
なお、ホームセキュリティと言っても、定期的な巡回だけのサービスもあれば、遠隔操作可能な防犯カメラを設置する、センサーに反応した場合に通報されるシステムを導入するなど、さまざまなサービスの違いがあります。
もし何かあった時、どこまで持ち主である自分が直接対応する必要があるのかを考慮して、必要最低限のホームセキュリティを導入することも考慮してもよさそうです。
空き家のホームセキュリティが逆効果になる理由の1つとして警備会社のステッカーを貼っているからです。
例えば玄関先に「セコム」「アルソック」などのシールを貼っていれば、ホームセキュリティが導入されていることが一目瞭然ですが、同時に「ここは空き家です」と明らかにしている状態とも言えます。
人がいないのならば、人気も少なく目撃される可能性も少ない真夜中に侵入することを考える犯罪者が出てきてもおかしくはないのです。
また、防犯機器に精通している人間であれば、警備会社のステッカーから判断して防犯機器の種別を理解したり、最寄りの警備センターを調べ上げて通報から現場到着までの時間をある程度計算することもできます。
この機会に警備会社のステッカーを見て退散する空き巣ばかりではないことを認識してください。
空き家に関して何らかの事件が起きた場合、その事件の内容にもよりますが、持ち主に対して通報があり、すぐにでも駆けつけて対応をすることが求められます。
でも、持ち主が近所に住んでいたりすれば、警備会社に対応をお願いしなくても、自分で駆けつけて対応することも可能です。
その他、空き家の管理会社へ依頼していたり、便利屋さんやホームクリーニングなど、別のサービスを利用している場合、家の掃除をしてくれる時に合わせてある程度異変を検知する機会があるのであれば、無理にホームセキュリティを利用せず、既に利用しているサービスを活用しても問題はありません。
あと、持ち主が空き家に対してあまり価値を求めていない場合や、空き家の中に金品を所有していない場合、「お金をかけてまでセキュリティをしなくても…」と考えるならば、ホームセキュリティを導入するまでもないでしょう。
しかし、セキュリティの必要性は感じないとしても、空き家は犯罪の温床になることも多い場所です。金目のものはないから安心と思わずに、自分でできるだけ防犯対策をしておくことをおすすめします。
まず、自分自身でできる防犯対策について考えてみましょう。
留守となっている空き家に不法侵入されることを防ぐことや、空き家の中から物品の盗難に遭わないにようにすることが、防犯対策の基本です。
また、電気や水道などの契約を残している場合、勝手に電気や水道を使われることが無いようにすることも、防犯対策として講じておくべきです。
具体的には、次に掲げる対策を講じておくことをお勧めします。
空き家への不法侵入などを防ぐためには、定期的な巡回が必要です。
他人が「この家は空き家だ」と気付かないようにするために、必要な巡回をして、清掃などを行うことで、在宅している雰囲気を作ることが、空き家の防犯対策につながります。
空き巣の傾向として、玄関先や庭先の掃除が行き届いていない家に狙いをつけて盗みに入ることが多いようです。つまり、空き家であることが確認できれば、人の存在を警戒しなくても盗みに入ることが出来ると判断したからです。
逆を言えば、定期的な巡回をして、ある程度の手入れをしている家であれば、人の気配を感じて、空き巣はその家を回避してしまいます。
では「定期的」とはどの程度のことを言うのでしょうか。実際、1週間、1ヶ月と、定期的と言う捉え方には個人差があります。
空き家の防犯対策上の「定期的」な感覚は、1週間に1回程度の手入れを言います。
この感覚で手入れをしていれば、空き家の周辺がゴミや落ち葉で覆われることもありませんし、ポストから郵便物がはみ出すようなこともないでしょう。
実際には、強風が吹いた後なのに、庭先や玄関先に落ちている落ち葉などが片付けられていないような状態を作らない程度の間隔で、空き家の清掃などを行うのがベストです。
あなたが、空き家とは離れた場所に住んでいて、なかなか帰省が出来ない場合には、誰かに頼んで定期的に清掃を兼ねて巡回をしてもらうことで、人の手が加わっているイメージを与える効果があります。
便利屋、ハウスクリーニングなどの業者はこれらのニーズを満たしてくれるでしょう。
関連記事:空き家の管理費用について徹底調査!業者の選び方も解説します
空き家には、誰も住んでいない分、犯罪者やホームレスが警戒することなく侵入しやすい状況になっています。
不法侵入者の侵入を防ぐには、物理的な死角を無くすことと、侵入者の記録を残す対策がそれぞれ効果を発揮します。
侵入者は、深夜でも昼間でもいつでも空き家に侵入することがあります。と言うのも、空き家には人が住んでいない分、侵入に気付かれないタイミングがあるからです。
例えば、団地の中にある空き家であれば、夕方から夜にかけては、帰宅してきた人たちが在宅しているので、見慣れない人がうろうろしていては逆に目立ってしまいますが、昼間には逆に誰もいない家も多くなるので、セールスマンや作業員のような服装をしている侵入者がいれば、逆に怪しまれることが無いのです。
特に、ガラスを壊して家の中に侵入する空き巣などは、ガラスを壊している作業などが周りに見えないように、庭木のある空き家を選んで、木々に隠れて作業を行います。
つまり、長年の経験で「死角」があることを分かっているのです。
ですから、空き家になっている時は、庭木を剪定して周りから見やすくすることはもちろん、できることなら庭木そのものを伐採するなど、死角となる要素を少しでもなくしてしまうことが、防犯対策になるのです。
関連記事:空き家の庭の雑草や木はトラブルのもと!管理費用を徹底調査
それでも、死角が存在してしまう場合には、防犯カメラなどを設置して、万が一侵入者があった時でも記録を残して、警察に通報できるようにすることも必要です。
防犯カメラには、センサー式のカメラや遠隔操作も可能なカメラなど、さまざまなものがありますが、警備会社が提供するホームセキュリティシステムを導入すれば、警備会社が異常を検知して駆けつけてくれるサービスも受けられます。
そうではなく、様子を記録する程度の防犯カメラであれば、ホームセンターで販売されているカメラでも対応できますし、威嚇するだけならばダミーカメラも活用できるでしょう。
空き家への防犯カメラ設置については、以下のホームページが参考になるでしょう。
\【防犯カメラ 一括.jp】48社から比較できる/
窓ガラスやドアなどの施錠は、意外なことに忘れられている場合があります。
人が入ることのできなさそうな小窓や、トイレやバスルームなどの窓は、換気のために開けておくことも多く、そのまま開けっ放しになってしまうこともあるからです。
もちろん、鍵はきっちりと締めておくことが欠かせないのですが、ガラスの場合はカギの部分を割り、外側から鍵をあけることもできるので、ただ鍵の施錠を厳重にするだけでなく、防犯用のアイテムを使って対策を講じることが必要です。
例えば、ウインドウロックは安価なアイテムでありながら、空き巣などの対策に効果のあるアイテムです。
ウインドウロックは、ドアやサッシの部分に金具を取り付け、もしガラスを割られて開場されたとしても、ロックがかかったままになって窓を開けることが出来ない対策を講じることが出来ます。
また、窓を割られないように、防犯フィルムを張って外部からの衝撃を受けてもガラスが割れないようにしたりするのも効果があります。
一番効果があるのは、面格子を窓に設置するのが確実です。格子状になっていると、手を突っ込んで細工をしようとしてもできないので、空き巣泣かせの対策と言えます。
ウインドウロックや防犯フィルムは100円ショップでも購入できますので、まずは試しに購入してみることもお勧めです。
空き家が犯罪に巻き込まれてしまう一番の理由は、空き家であることが対外的にばれてしまうからです。
例えば、空き家を売りに出したり、賃貸物件にしようとした時、それを示す看板やのぼり旗を設置したとたん、空き巣に侵入されたというケースもあります。
これは、明らかに「人がいない」ことが分かってしまい、空き巣に目をつけられてしまったからです。ですから、空き家であることを隠すことも、防犯対策の1つと言えるのです。
具体的な対策としては、ポストに郵便物が残ったまま放置されないようにすることと、水道メーターや電気メーターをのぞかれたりしないようにすることです。
誰かが住んでいれば、ポストに郵便物やチラシがたまることはありませんし、水道メーターや電気メーターも数値が変動しているはずです。
また、誰かが住んでいればLPガスのボンベが設置されているでしょうし、季節に応じて簾などの設置もされるでしょうが、これらが見受けられない場合も、やはり空き巣などは「ここは空き家」と判断する材料になってしまいます。
対策としては、電気や水道、ガスなどのメーターを外部から容易に見られないようにすることや、ポストがチラシなどであふれ返らないように定期的に清掃することです。
ポストの点検は、便利屋やホームセキュリティなどの業者が、定期的に対応してくれますので、まずはそれだけでも第三者にチェックをお願いすることも考えましょう。
空き家の防犯対策は、その家に人が常時いない分、管理の隙が生まれることになり、隙をついて犯罪行為に及ばれると、被害をこうむるだけになってしまいかねません。
ですから、基本的な空き家の防犯対策を考える時には「速やかに通報される」「事件が起きた一連の様子を記録する」「人的な対応がすぐに行える」、これら3つのことを基本に考えておかなくてはなりません。
そういう意味では、警備会社が提供しているホームセキュリティサービスは、まさにうってつけの防犯対策なのですが、当然導入する時には費用が必要ですし、継続してサービスを利用するには費用の負担が必要となります。
それでも、空き家で万が一のことが起きるよりは、安心を得たいという持ち主の気持ちもあるでしょう。
空き家のホームセキュリティを検討するには、まず自分自身がどれだけ空き家に直接出向いて関わることができるか、空き家の何を守りたいのかを考えることから始めましょう。
遠路はるばる交通機関や自家用車を使って帰省する費用と、ホームセキュリティを利用する時の月額費用とを比較してみると、意外にホームセキュリティを利用した方が負担が少ないこともあります。
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お住まいの地域によっては対応できない会社もありますが、複数の警備会社の資料を手軽に一括請求できるので時短にもつながりますね。
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