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自治体の補助金「移住定住支援補助金」とは?

移住安住支援補助金ってなに?

最近は「移住」を推進する地方が増えていることもあり、移住者向けに空き家を住宅として提供できるよう自治体が補助金を出すことも増えています。

 

また、空き家を購入してそこに定住する人には空き家の購入やリフォームにあたって補助金を交付している自治体もあります。

 

具体的には、空き家の購入費用の2分の1から3分の1に当たる金額(上限額がある場合が多い)を補助金として自治体が交付してくれるケースが多いです。

 

では実際に空き家を購入する人に補助金が出るまでの流れと、補助金をもらうことのメリットとはどのようなものなのでしょうか。

 

自治体が空き家の購入に補助金を出すのは「定住して欲しいから」

地方の自治体では、人口の減少が大きな問題となっていることもあり、人口の増加を図るために様々な移住・定住対策を講じています。

 

その中で特に力を入れているのは、人口の減少と共に居住者がいなくなった空き家の売却や貸し付けを推進するために定住者に対して住宅購入時に補助金を出す制度です。

 

一般的に補助金の対象となる基準は、次のとおりです。

 

  1. 市が定める期間内に空き家の売買契約を締結している
  2. 市税等の滞納がない
  3. 購入した空き家に自身が居住する
  4. 購入した空き家に5年〜10年以上居住することを約束できる
  5. 空き家の持ち主と空き家の購入者に血縁関係がないこと
  6. 購入した空き家を第三者に賃貸するなど事業のために用いないこと

 

これらの基準は一般的なものであり、自治体によっては差異がありますから詳しくはそれぞれの自治体に確認してください。

 

以下のサイトでは、全国の自治体が設けている補助金制度を確認できますのでぜひご活用ください。

 

全国補助金一覧|空き家の補助金・助成金の都道府県別リスト
http://akiya-takumi.com/subsidy/

 

さて、気になるのは補助金の金額ですが、一般的には上限を定めている場合が多く、以下のような条件が付与されていることが多いです。

 

  1. 購入額の全額ではない(上限額が設定されている)
  2. 上限額は100万円、50万円など各自治体で異なっている
  3. 購入額は土地・家屋の金額を合算した金額が基準となる
  4. 実際に購入契約をした後に補助金を申請する(領収書を添付する)
  5. 住民登録(住民票)を補助金申請先の自治体に移動させる

 

これらの条件はすべてを満たさなければ補助金がもらえないことになっていることが多いで、実際に交付を受ける場合にはあらかじめ確認しておきましょう。

 

定住のための補助金ですから、実際に定住することを確認できるだけの材料を用意してほしい、と言うのが自治体の本音です。

 

また、これらの補助金は空き家の取得に係る補助金ですが、これとは別に空き家の改築や補修などに別途補助制度を設けている自治体もあるので、空き家の購入時に一緒に改築もしておいて住みやすい住環境を手に入れましょう。

定住希望者に空き家を売却する方法

ここからは自分が管理している空き家を定住希望者にどのように売るか、その方法について解説します。

 

空き家に「譲ります」と看板を掲げていても、なかなか電話をしてくれる人は少ないもので、一般的には不動産会社に依頼して仲介してもらうのが正攻法です。

 

ただし、昨今空き家を取り巻く環境は変わりつつあって、自治体の立場から言わせれば「空き家を放置したままになると防犯面や環境面で危険」とも言えるため、自治体が率先して空き家の売却を仲介する仕組みを設けている場合も多くなりました。

 

また、前述したように空き家購入時の補助金制度もできたので、空き家を移住希望者に売るには絶好のチャンスになっています。

 

実際には、これからご紹介する方法が空き家の売却には現実的な選択肢と言えます。それぞれのメリットも詳しくご紹介します。

 

空き家バンクに登録する

定住者向けに空き家を仲介する自治体が必ずと言っていいほど運営しているのが「空き家バンク」と呼ばれる空き家のデータベースです。

 

空き家バンクは、自治体内の空き家の詳細を登録して、例えば「3LDKの空き家」「畑付きの空き家」「洋式トイレの空き家」など、条件設定をして検索することができるデータベースとなっています。

 

またこれらのデータベースは、インターネット上のサイトやスマートフォンのアプリ形式など、様々な方法で24時間検索することができ、気になった物件について電子メールや電話で自治体に問い合わせることが可能です。

 

空き家バンクは無料で利用することができ、会員登録をしておけば希望する物件の新着情報などがメールで送信されたりするサービスもあります。

 

自治体によっては空き家バンクの有人窓口を設置しており、そこでは移住・定住推進のために様々なサービスを一緒に受け付けていることが多いです。

 

有人窓口に出向けば、空き家バンクの情報だけでなく、就職情報や生活環境情報など様々な情報を一度に入手できるので、希望者にとっては他の相談事も出来て利用しやすいでしょう。

 

空き家を売却する私たちにとっては、自治体のお墨付きがある優良物件として紹介されるので売却するチャンスが確実に増えるのがメリットです。

 

空き家バンク

https://www.iju-join.jp/akiyabank/

 

不動産会社に登録する

空き家を第三者に売買する場合は、やはり不動産会社に登録するのが一番確実です。

 

世の中には「ハウスドゥ」「三井のリハウス」「SUUMO」などの総合サイトに登録する方法もありますし、近所で店舗を構えている不動産会社に依頼して仲介してもらう方法もあります。

 

実際に不動産を売却する時には、個人で買い手を見つけることがむずかしいのは確かなことですから、不動産会社に仲介を依頼することで買い手探しの手間を軽減することになります。

 

そもそも「仲介」とは不動産会社が売主にかわって買主を見つけるための活動のほか、売買契約書作成や重要事項説明等の手続きを行うことを言い、売却が成立すればその報酬として仲介手数料を受け取ることになります。

 

あなたの空き家を高く売りたい場合は、まず空き家の価値がどれくらいあるかを自分で調べておきます。固定資産税の評価額が空き家の価値の参考になるので、少なくとも固定資産税の評価額以上では売買できるように考えましょう。

 

もちろん、不動産会社も複数ある中から選ぶ必要がありますが、自分の空き家を最も高く売ってくれる会社に依頼すればいいでしょう。

 

最近では不動産売買の一括見積もりを依頼できる以下のようなサイトもあるので、ぜひ活用してください。

 

不動産売却ナビ

https://www.fudousanbaikyaku-navi.com/

 

移住者向けホームページに紹介してもらう

日本全国で移住ブームが起きている今日この頃、当然移住希望者がさまざまな情報を入手するにはインターネットを活用することが多いです。

 

最近では、移住希望者向けに専用ホームページを作成している自治体や支援団体がたくさんあるのですが、特にお勧めしたいのは以下のホームページです。

 

一般社団法人 移住・交流推進機構

https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/058/

 

全国移住ナビ

https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/

 

これらの移住者向けホームページでは、移住者向けに補助金の情報を掲載しているだけでなく、移住にあたって準備・検討すべき事項の紹介や、空き家などの住居情報も多数掲載されています。

 

これらのホームページに自身の空き家を掲載してもらえば、購入希望者が見つかりやすくなりますから、直接アプローチしてみてもよいでしょう。

 

直接アプローチする場合は、住居や周辺の様子が分かる写真だけでなく、トイレや浴槽などの室内設備の分かる写真や周辺の生活環境を理解できるよう学校などの公共施設、店舗などの生活インフラ系施設の写真も撮影しましょう。

 

あと、住居の図面や主要な設備のスペックもあわせて紹介すると、その住居の耐用年数等を踏まえて購入を検討しやすくなるので、細かい資料も一緒に添えてアプローチすることをお勧めします。

定住希望者に空き家を売るメリットとデメリット

空き家を売るメリットとデメリット

定住希望者が運よくあなたの空き家を見つけて「購入したい」と申し出てくることも、あなたの努力次第では十分可能なことはご理解いただけたでしょう。

 

定住希望者に空き家を売ることになると、あなたにどのようなメリットやデメリットがあるのかをぜひ考えてみましょう。

 

メリット

メリットは何と言っても「空き家の管理をしなくて済むようになる」ことです。

 

もちろん、空き家を売った分だけあなたに収入が得られたこともメリットです。

 

空き家の管理のために、休日に時間を割いて帰郷していたり、誰かに有料で草抜きや室内の掃除を依頼している場合も多いですが、時間やお金がかかっていたそれらの手間がかからなくなるので経済的にも負担が減ります。

 

また、故郷に畑などの物件もあわせて所有していた場合、空き家の購入者に合わせて譲ったり貸したりするだけでも管理の負担が減るのであなた自身の時間を大事にすることが出来るでしょう。

 

デメリット

一方、空き家を売却した時のデメリットは「売った物件の瑕疵」です。

 

購入時にはわからなかった設備の破損や住居の不良などがあれば、買主から後になって補償などを求められる場合があります。

 

そうならないように、前もって設備の破損は修繕しておくことや、一緒に下見をして傷の有無を確認し購入後にクレームが生じないように相互理解して媒介契約を結ぶことを忘れないでください。

 

あと、あなたが空き家を売ってしまうことでその土地と縁が無くなることになりますが、そのことをよしとしないあなたの親族が「故郷を捨てる気か!」などといちゃもんをつけてくることもあるかもしれません。

 

でも、そんな人に限って自分たちの代わりに空き家の管理を手伝ってくれていたわけではなく、ただ口だけを出してくるうるさい親族であることも多いので、あまり相手にしなくてもいいでしょう。

 

そんな口うるさい親族がたいてい言うのが「墓参りはどうするんだ!」などと、故郷にある墓のことまで持ち出してくることもあるので、それには「供養と空き家の管理は別問題」ときっぱり言いはなっておき、その後は親族との付き合いを少々考えなおすぐらいの方がいいでしょう。

 

まとめ

空き家の管理は長い期間携わっていると、金銭的な負担ももちろんですが、休日の貴重な時間を空き家の管理に費やすなど、精神的な負担や肉体的な負担も蓄積されていきます。

 

「田舎の家だから売れない」

 

と諦めていた人にとって、定住希望者の登場はある意味「救世主」でもあるわけです。

 

ふるさとの家を手放すのは少々気が引けるかもしれませんが、管理が不十分になって周辺の人に迷惑を掛けてしまうよりは、せっかくの住居を有効に活用してもらうことを優先するべきです。

 

まずはあなたの空き家にどの程度の価値があるのかや、移住希望者が田舎暮らしをエンジョイできる環境の有無など、興味を持ってもらえるポイント探しから始めましょう。

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